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Top / 2011 / 第2&3ブロック研究会プログラム プログラム概要

2011

2011年度 JACET中国・四国支部 第2&3ブロック研究会プログラム

(JACET中国・四国支部授業学研究委員会との共催)

日時:2011年10月15日(土) 12:45−17:00

場所:香川大学 幸町キャンパス 教育学部北4号館411教室

  • http://www.kagawa-u.ac.jp/access/saiwai/
  • 高松駅から大学までは徒歩15分です。タクシーですと5分程度です。
  • 大学内への車の乗り入れはできません。車で来られる場合は近辺のコイン駐車場をご利用ください。学内へは正門よりお入りください。

参加費

※JACET会員は無料、非会員は参加費500円

1.開会の挨拶 12:45−13:00

  • (1)JACET中国・四国支部 支部長代理・事務局幹事 平本哲嗣(安田女子大学)
  • (2)研究会実行委員長 鳥越秀知(香川高等専門学校)

2.研究発表

(1) 研究発表1 13:00−13:30

  • 小西廣司(松山大学)
    「目標言語指向の枠組みに於ける教材設計」
  • 司会 鳥越秀知(香川高等専門学校) 
  • 概要:

     新学習指導要領における高等学校の外国語の目標の中に、「積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り、情報や考えなどを的確に理解したり適切に伝えたりするコミュニケーション能力を養う」とある。この目標を達成するには、学習者に、目標言語である英語を使用させ、その言語活動を通して情報や考えの遣り取りが可能となる授業設計が、教師側には求められる。  上記の目標を達成するために、本報告では英語教材に的を絞って考察する。本報告で扱う教材は、発表者が勤務校で過去に実践したものの中から、授業後の学生からの反応 (面談・アンケート等)、及び、発表者自身の省察の結果、成功したと思われる教材を扱う。発表時間の制限もあるので、英英辞典の使用とコミュニケーション方略 (Communication strategies) 使用の育成を柱とした教材を扱う。これらの教材は、スピーキング・リスニングの領域のみに傾斜した教材ではなく、リーディング・ライティングの領域にも有益とみられる統合的な英語教材と考える。

(2) 研究発表2 13:35−14:05

  • 小山尚史(岡山大学)
    「ディクテーションの誤答分析による単語とチャンクのリストを使用した発話単語認知の向上についての研究」
  • 司会 鳥越秀知(香川高等専門学校) 
  • 概要:

     ディクテーションの誤答を分析し、2種類の英語のリストを作成して提示し練習を行った。リストを使用した練習による学習者の単語とチャンクの聞き取り、および絶対評価による英語コミュニケーション能力テストのリスニングのスコアへの影響を比較し分析した。平成22年度後期に教養教育の大学生2クラスを対象に、アメリカのABC放送のニュースを扱ったテキスト中のディクテーションの誤答を収集し分 析した。クラス別の主な誤答について、正答の英語のチャンクのリスト、または同様の英語のチャンクおよび誤答分析に基づいて作成した音素列を対照させた単語のリストを使用し、聞き間違えた英語を聞く練習を行った。それぞれのリストでの練習による英語のチャンク・単語認知能力の向上への効果を測定し分析するため、実験後に別の文脈中でディクテーションを行った。すなわちチャンク、練習した音素列対照単語、および練習していない音素列対照単語のディクテーションを行なった。実験後に、授業で行った初めのディクテーションの成績と比較し分析した。更に、より全体的なリスニング能力への影響を比較するため、実験前後にGTEC College Test Editionを実施し分析した。

(3) 研究発表3 14:10−14:40

  • 大西 毅(広島国際大学大学院)・中村朋子(広島国際大学)・古川晃子(広島国際 大学リメディアル学習支援室)
    「擬似初心者のためのマルチメディアDAISYによるスキャフォールディング学習支援」
  • 司会 松本広幸(愛媛大学) 
  • 概要:

     本研究は、マルチメディアDAISYを使用し英文読解の苦手な大学生の効果的な学習支援の方法を論じる。マルチメディアDAISYは、何らかの理由で印刷物を読むことが困難な人々を支援するために開発された電子書籍の国際標準規格である。文字、音声、画像を同期させることができるというPCの特性を利用した電子教科書は、視覚障がい者や読み書きが困難な学習者に有用であることが知られている。これまで主として、母語による読解に活用されてきた。本研究では、英語の苦手な大学生、すなわち擬似初心者(false beginners)を対象とし、スキャフォールディングの方法を提案する。これは、近年、学習指導のためのCALL(tutorial CALL)に関する理論でよく使われている用語である(Blake、 2008)。コンピュータの利点を利用して、学習者に足場(scaffolding)を提供する。その後、少しずつ足場を取り外し自律学習に導くというのが基本概念である。「テキストと同時に音声や画像を提示すると、テキストのみを提示した場合よりも意味内容がより良く理解され記憶される」ということを仮説とした。研究方法は、文字、音声、画像を同時に提示する電子テキストのブロンズ版、文字と画像を表示するシルバー版、文字だけを表示するゴールド版の3バージョンを作成し、実験群と統制群で内容理解の差を比較した。リコールテストの結果、ブロンズ版で有意に実験群が内容を思い出すことができた。 [引用文献]Blake、 R.J(2008). Brave new digital classroom. Washington DC: Georgetown University Press.

(4) 研究発表4 14:45−15:15

  • 岩中貴裕(香川大学)
    「英語力と学習意欲の向上に貢献する教室活動 −考慮すべき3つの心理的欲求−」
  • 司会 松本広幸(愛媛大学) 
  • 概要:

     自己決定理論はすべての人間が持っている心理的欲求として「自律性の欲求」、「有能性の欲求」、「関係性の欲求」の3つを想定している。これら3つの心理的欲求が同時に満たされるような条件のもとで人は意欲的になりパーソナリティが統合的に発達するというのが自己決定理論の基本的な主張内容である。本研究は、自己決定理論が想定する3つの心理的欲求を充足するように配慮した授業環境が、受講生の英語力と授業に対する態度にどのように影響を与えるかを明らかにすることを目的とする。平成22年度に実施した授業実践の内容を報告する。

3.特別講演 15:30−17:00(16:30より質疑応答)              

講演者:宮迫靖静 先生(博士(学校教育学)・岡山県立操山高等学校教諭)

講演題目: 英語学習における音読の役割

  • 司会 岩中貴裕(香川大学) 

4.閉会の挨拶 17:00                          

  • JACET中国・四国支部授業学研究委員会委員長 松本広幸(愛媛大学)

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Last-modified: Wed, 12 Oct 2011 15:13:04 JST (2175d)