メインメニュー
検索
Top / 2012年度JACET中国・四国支部研究会 プログラム

2012支部研究会

大学英語教育学会(JACET)中国・四国支部

2012年度 支部研究会プログラム

日時:10月27日(土) 12: 30 〜  受付

場所:

安田女子大学(広島市安佐南区安東6-13-1) 9号館5階 9521教室

★自家用車でお越しの場合は正門そばの警備員室で受付を行った後、敷地内の駐車場をご利用ください。

12: 30 〜 受 付(9号館 5階 9521教室前)

13: 00 〜 13: 15 開会式        

  • 司会 平本哲嗣(安田女子大学)
  • 開会の辞    支部長  松岡博信(安田女子大学)

13: 15 〜 14: 45 研究発表 第1部 司会:岩中貴裕(香川大学)

発表1:

  • 日本人英語学習者のスピーキングパフォーマンスにおける複雑さと正確さと流暢さ -熟達度の異なる3グループ間での比較-
  • 奥田利栄子(広島大学、広島修道大学 非常勤)

発表2:

  • 音読の英文読解力に及ぼす効果について─内在化に焦点を当てて─
  • 佐藤あずさ(安田女子大学 大学院生)

発表3:

  • 新学習指導要領における中学校英語教科書が扱う文化題材の特徴
  • 大川光基(愛媛県立中山高等学校)

14:45 〜 15:00 休憩(15分間)

15:00 〜 16:00 研究発表 第2部 司会 平本哲嗣(安田女子大学)

発表4:

  • 小学校と中学校の連携を視野に入れた中学1年入門期における英語フォニックス指導
  • 林 恵利(安田女子大学 大学院生)

発表5:

  • 動機づけを高める方略の開発と検証:仮説継承型アプローチを用いて
  • 田中博之(広島国際大学)

16:00 〜 閉会式

  • 閉会の辞  副支部長  岩井千秋(広島市立大学)

概要

発表1: 奥田利栄子(広島大学、広島修道大学 非常勤)

スピーキングパフォーマンスにおける複雑さと正確さと流暢さ-熟達度の異なる3グループ間での比較-

  • 日本人英語学習者のspeaking能力の発達の特徴を知る目的で、proficiency (listening, reading, and grammarの熟達度)の異なる3つのグループ(Advanced, High-intermediate, and Low-intermediate Groups)のspeaking performanceをcomplexity, accuracy and fluency (CAF)の観点から測定し、グループ間で比較した。被験者の大学一年生80名(3グループの合計)に、2つのspeaking課題(picture description taskとfree story telling task )を与えて発話してもらい、その音声を書き起こした。それを、Foster, et al. (2000)注1が提案するAS-unitで区切ってCAFの数値を割り出し、統計ソフトSPSSを使って分析した。2つのタスクのうちpicture description taskでは、fluencyとaccuracyについて一部のグループ間で有意差が認められたものの、complexityに差は出なかった。これに対してFree story telling taskでは、complexityとfluencyについてグループ間で有意差が出る傾向にあったが、accuracyに差は出なかった。これらの分析結果を踏まえて、日本人英語学習者のspeaking能力の発達の特徴について考察する。また、上記2つの発話におけるCAFの相関を分析し、speaking testを実施する際の問題点についても言及する。
注1 Foster, P and Tonkyn, a, and Wigglesworth, G. (2000). Measuring spoken
   Language: A Unit for all Reasons. Applied Linguistics, 21/3, 354-375.

発表2: 佐藤あずさ(安田女子大学大学院生)

音読の英文読解力に及ぼす効果について─内在化に焦点を当てて─

  • 「英語を学習する際は音読しなさい。」という言葉を耳にするが,具体的にどのような効果があるだろうか。音読の効果としては, ̄儻賣呂慮上,聴覚像形成の促進,C姥貲知の自動化機能,た卦学習項目の内在化機能,ゥ侫ーミュラ連鎖の内在化などが挙げられ,脳科学の面からも新たな情報を記憶・獲得するための準備状態(レディネス)を提供することができるとされている。本発表では,音読の効果に関する理論に基づいて行った短期の音読演習を通して得られたデータを紹介し,音読のキーワードであると考えられる「新規学習項目の内在化機能」に焦点を当てて,音読演習の効果を論じる。

発表3: 大川光基(愛媛県立中山高等学校)

新学習指導要領における中学校英語教科書が扱う文化題材の特徴

  • この4月から中学校において新学習指導要領が実施され、中学校英語教科書は一新された。新しい学習指導要領においても指導目標として文化理解があげられており、本研究において新しい英語教科書全てを各レッスンごとに異文化理解の観点から調査した。全体的な傾向として、前の教科書同様に文化題材が多く、幅広い分野の題材と英語圏の国に関する題材が多く扱われていた。また、顕在文化に関する題材がほとんどで潜在文化に関する題材は少なかった。一方、前の教科書と異なる点は日本を扱った題材が増え、自文化理解を目的とした題材も増えたことがあげられる。

発表4: 林 恵利(安田女子大学大学院生)

小学校と中学校の連携を視野に入れた中学1年入門期における英語フォニックス指導

  • 小学校で外国語活動が導入されたことにより、効果的な中学校との連携が重視されるようになった。本研究では語彙学習に焦点を当て、まず小学校外国語活動と中学英語教科書で使用される語彙の重複を調査した。そして重複した語彙を用いたフォニックス指導を考案した。既習の語彙を用いることには、入門期のフォニックス指導に対する生徒の負担を軽減する目的がある。英語教科書6社ではフォニックス指導を多く扱ってはいないため、今回の研究では、具体的にどのようなフォニックス教材によって、生徒の語彙学習を援助することができるかについて私見を述べたい。

発表5: 田中博之(広島国際大学)

動機づけを高める方略の開発と検証:仮説継承型アプローチを用いて

  • 近年の英語教育学研究において,量的研究と質的研究の組み合わせの重要性が認められており(例えば,竹内・水本,2012),動機づけ研究でも量的データと質的データの両方を用いた研究が増え始めている。そこで本論では仮説継承という枠組みを用いた量的研究と質的研究を組み合わせる研究デザインを紹介し,それに則った動機づけを高める研究例の概略を提示する。本論で提示する仮説継承型研究は4つの研究段階にわかれている。第1段階が仮説の生成,第2段階が仮説の検証,第3段階か仮説の継承,第4段階が再仮説検証である。

トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Counter: 1139, today: 1, yesterday: 1
Last-modified: Tue, 30 Oct 2012 23:10:58 JST (1844d)